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J.C.WellsのStandard Lexical Set

2024 8/12
第2言語習得研究より
2024-08-12

Wells教授のStandard Lexical Setの意味

Accents of Englishという本を書かれたJohn C. Wells教授が考案された、Standard Lexcial Setsというものがあります。

具体的には、下記の表にまとめられています(Wikipedia “Lexcial Set”より転載)。

no.KeywordGARPExample words
1KITɪɪship, sick, bridge, milk, myth, busy
2DRESSɛestep, neck, edge, shelf, friend, ready
3TRAPæætap, back, badge, scalp, hand, cancel
4LOTɑɒstop, sock, dodge, romp, possible, quality
5STRUTʌʌcup, suck, budge, pulse, trunk, blood
6FOOTʊʊput, bush, full, good, look, wolf
7BATHæɑːstaff, brass, ask, dance, sample, calf
8CLOTHɔɒcough, broth, cross, long, Boston
9NURSEɜrɜːhurt, lurk, urge, burst, jerk, term
10FLEECEiiːcreep, speak, leave, feel, key, people
11FACEeɪeɪtape, cake, raid, veil, steak, day
12PALMɑɑːpsalm, father, bra, spa, lager
13THOUGHTɔɔːtaught, sauce, hawk, jaw, broad
14GOAToʊəʊsoap, joke, home, know, so, roll
15GOOSEuuːloop, shoot, tomb, mute, huge, view
16PRICEaɪaɪripe, write, arrive, high, try, buy
17CHOICEɔɪɔɪadroit, noise, join, toy, royal
18MOUTHaʊaʊout, house, loud, count, crowd, cow
19NEARɪrɪəbeer, sincere, fear, beard, serum
20SQUAREɛrɛəcare, fair, pear, where, scarce, vary
21STARTɑrɑːfar, sharp, bark, carve, farm, heart
22NORTHɔrɔːfor, war, short, scorch, born, warm
23FORCEorɔːfour, wore, sport, porch, borne, story
24CUREʊrʊəpoor, tourist, pure, plural, jury
25happYɪɪcopy, scampi, taxi, sortie, committee, hockey, Chelsea
26lettERərəpaper, metre, calendar, stupor, succo(u)r, martyr
27commAəəabout, gallop, oblige, quota, vodka
John C WellsのStandard Lexical Sets 
GA=General American English(米国の標準的な発音)、RP=Received Pronunciation(英国の標準的な発音)

このリストはどのような役に立つのでしょうか?

例えば、troughという英語の単語があります。このtroughの-oughの母音はどのように発音するか、ということを知りたい場合、一つには、発音記号で説明する方法があります。

ただ、困ったことに、発音記号というのは、人によって、かなり表記が違います。例えば、同じ単語でも、辞書によって発音記号での表記が違うことがかなりあります。

そのため、発音記号で書かれていても、その辞書なら辞書の発音表記のルールを知らないと、troughの母音をどのように発音してよいかわからない場合があります。

それよりは、むしろ、「troughの母音は、cloth, cough, broth, cross, long, Bostonの母音と同じだ」と言ってくれれば、もし自分がこれらの単語の発音を知っていれば、それと同じ発音をすればよいので、わかりやすいのです。

また、これらの単語の代表としてCLOTHをキーワードとすることに決めていれば、「troughの母音はclothの母音と同じだ」と言えばいいわけです。つまり、発音記号で示すよりも、わかりやすいわけです。

ほかの単語との関連も付けられるため、頭のなかの整理もしやすくなります。

Standard Lexical Setの注意点

ただ、Lexcial Setは結構わかりにくい点もあります。

1.GAとRPそれぞれにおいて、発音は同じなのに、別のセットに分かれている場合があります。

例えば、RPにおいて、THOUGHT, NORTH, FORCEの母音はすべて同じです。母音が同じなのに、なぜ別のセットに分類されているかというと、GAにおいて発音が違うことになっているからです。

つまり、もしRPだけの母音リストを作るのであれば、これら3つのセットは一つにまとめられるはずですが、GAで別のセットに分かれるので、RPでも分けている、ということです。

また、GAではTRAPとBATHの母音は同じですが、RPにおいて違っているので、GAでも分けています。

つまり、ある方言においては分かれていなくても、別の方言では分かれている場合、一番細かく母音の発音が分かれている方言に基づいて、セットを分けているようです。

そのため、もしこの2方言よりさらに細かく母音の発音を分ける方言を記述する場合は、さらに細かくセットを分ける必要が出てくると思います。(具体的にそのような方言があるかどうかは、わかりませんが)

2.現在では同じ発音に統合されているのに、別のセットに分けてある場合があります。

具体的には、GAのNORTHとFORCEの母音は別だと書かれていますが、このLexical Setが考案されたのは1970年代らしく、その時には、アメリカのある地域ではこの2つの母音を別に発音していたところがあったようです。

ただ、現在では、同じ発音をするのが標準的なため、これを見ると戸惑うと思います。

3.GAとRPの発音の差が、長音記号があるかないかだけの場合があります。

例えば、FLEECE, GOOSE, THOUGHTなどは、GAでは長音記号があり、RPでは長音記号がない、というのが発音上の差になっています。

ただ、辞書を見ると、両方とも長音記号を書くものもあるし、両方とも長音記号を書かないものもあるので、ここはあまり気にしなくていいのではないかと思っています。

以上、WellsのStandard Lexical Setを簡単に紹介しましたが、意外と、これは英語の様々な方言を理解するのに、役立つのではないかと思っています。

第2言語習得研究より

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英検1級、仏検2級
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